「下見調査」
探偵社によっては、予備調査とも呼ばれ、
本調査の前日や、調査の開始前などに行う調査を差します。
調査開始場所について調べたり、張り込み場所について
確認をしておく調査で、これを行うことで本調査を円滑に進める
ことができます。
探偵の調査は、依頼者からの情報を頼りに行っていきますが、
依頼者の記憶違いなどによる、情報の誤りも多々ある為、
必ず自らの目や足で確認を行っておきます。
下見調査で確認する項目は、探偵社によって違いますが、
代表的なのは以下のような項目です。
・対象者自宅や勤務先の出入り口の場所や数
・対象者自宅や勤務先周辺の様子
・対象者自宅や勤務先近辺の張り込み場所の確認
・対象者勤務先のセキュリティー(守衛などがいるか等)
・対象者自宅から勤務先への通勤ルートの確認
・対象車両の駐車位置
なかでも、出入り口の場所や数、張り込み場所の確認は必須になっており、
事前に行っておくかどうかで、調査方法もたてやすくなります。
出入口が多いのであれば、探偵調査員を増やす必要があったり
張り込み場所が厳しいようであれば、事前に作戦をたてておく
必要があります。
また、場合によっては、対象者の確認を行うこともあります。
依頼者から提供された写真が古いと、現在の姿と違うこともある為、
下見の際に対象者自身の確認を行うこともあります。